「どんな人がいいか分からない」ときの考え方
こんにちは!
結婚相談所Koimiのあめみやです♡
婚活を始めると、よく聞かれる質問があります。
「どんな方がタイプですか?」
「理想の結婚生活はどんな感じですか?」
すぐに答えられますか?
カウンセリングでこの質問をすると、こんな反応になることがあります。
「うーん……」
「優しい人、ですかね?」
もちろん、優しい人は素敵です。
でも、どんなところが優しい人がいいのか、ほかに希望はないのかと聞かれると、うまく言葉にできない。
そんな方は、意外と多いんです。
今回は、「どんな人がいいか分からない」と悩んだときに試してほしい、自分の希望を見つける方法をご紹介します。
考えていないわけじゃない
あなたが理想の相手をすぐに答えられないからといって、何も考えていないわけではありません。
頭の中には、ちゃんと気持ちがある。
ただ、まだ言葉になっていないだけかもしれません。
そもそも、日常生活で「どんな人が好き?」「どんな結婚生活を送りたい?」と具体的に聞かれる機会は、あまりありませんよね。
友達との会話でも、そこまで深く話すことは少ないと思います。
それなのに、婚活を始めた途端、理想の相手や結婚生活について聞かれるようになる。
すぐに答えられなくても、無理はありません。
では、どうすれば自分の希望を言葉にできるのでしょうか?
「好きなタイプ」が分からないなら、逆から考えてみよう
私がカウンセリングでよく使う方法があります。
それは、好きなタイプが思いつかないときに、反対の質問をしてみることです。
「では、どんな人だと苦手だと感じますか?」
こう聞くと、さっきまで悩んでいた方から、意外とすんなり答えが出てくることがあります。
例えば、こんな感じです。
- お金の使い方が荒い人は困る
- 言葉遣いが悪い人は苦手
- 子どもが嫌いな人は難しいかもしれない
「好きなタイプは?」と聞かれたときには答えられなかったのに、「苦手なタイプは?」と聞かれると、いくつも出てくる。
心当たりはありませんか?
なぜ「嫌なこと」のほうが思いつきやすいの?
人は、嬉しかったことよりも、嫌だったことのほうが強く記憶に残ることがあります。
たくさん褒められた経験より、誰かに言われた嫌なひと言を、何年も覚えていることもありますよね。
危険なものや嫌な経験を覚えておくことは、自分を守るうえでも役立ちます。
そのため、好きなものはぼんやりしていても、苦手なものは具体的に思い浮かぶことがあるんです。
だからこそ、理想の相手が分からないときは、無理に「好き」を探さなくても大丈夫。
まずは、自分が苦手だと感じることから考えてみましょう。
苦手なタイプを、理想のタイプに置き換えてみる
ここからが大切なところです。
苦手なことが思い浮かんだら、それをそのまま反対側から考えてみてください。
例えば、こんなふうに変換できます。
お金の使い方が荒い人は苦手
では、どんな人なら安心できそうでしょうか?
「金額を決めて、その範囲で趣味を楽しめる人」
お金をまったく使わない人がいいというより、計画的にお金を使える人がいいのかもしれません。
言葉遣いが悪い人は苦手
では、どんな人と一緒にいたいでしょうか?
「穏やかに話せる人」
きつい言葉を使わず、安心して会話ができる相手を求めているのかもしれません。
子どもが嫌いな人は難しい
では、どんな人がいいでしょうか?
「子どもを大切にしてくれる人」
子どもに対する考え方や、家族との関わり方を大切にしたいのかもしれません。
いかがでしょうか?
「優しい人がいい」だけでは漠然としていた希望が、少し具体的になってきますよね。
ここで大切なのは、私が正解を決めているわけではないということです。
あくまでも、本人が話してくれた「苦手なこと」をもとに、その裏側にある希望を考えているだけ。
実際に、苦手なタイプを理想のタイプに置き換えてみた方が、「たしかに、そうかも」と納得されることがあります。
その「そうかも」が、自分の気持ちを言葉にできた瞬間なんです。
見方を変える「リフレーミング」
このように、物事を見る枠組みを変えることを「リフレーミング」といいます。
出来事そのものを変えるのではなく、見方を変えることで、受け止め方が変わるという考え方です。
「否定的な言葉を肯定的な言葉に変える」と聞くと、無理やりポジティブに考えることのように感じるかもしれません。
でも、今回の方法は、無理に前向きになろうとするものではありません。
例えば、
「お金の使い方が荒い人は苦手」
という気持ちを、
「金額を決めて、その範囲で趣味を楽しめる人がいい」
と言い換えてみる。
言葉は変わっていますが、根っこにある価値観は同じです。
自分の気持ちを否定したり、無理に理想を作ったりする必要はありません。
苦手なことを手がかりに、自分が大切にしたいことを見つけていくんです。
趣味の話からも、自分の価値観が見えてくる
この考え方は、理想の相手を考えるときだけでなく、自分の趣味を掘り下げるときにも使えます。
例えば、「趣味は何ですか?」と聞かれて、「テーマパークです」と答えたとします。
そこで終わらずに、もう一歩だけ考えてみてください。
「テーマパークの、どんなところが好きなんだろう?」
以前、テーマパークが好きな方に、どんなところが楽しいのかを聞いたことがあります。
すると、こんなお話が出てきました。
「ひとりで行くより、友達が考えたプランについていくのが楽しくて」
「人によって回り方が全然違うから、面白いんですよね」
この方が面白いと感じていたのは、テーマパークそのものだけではありませんでした。
人によって楽しみ方が違うこと、その違いを見つけることが好きだったんです。
これは、婚活でも大切な価値観だと思います。
自分と違う考え方に出会ったとき、「間違っている」と否定するのではなく、「そういう考え方もあるんだ、面白いな」と思える。
そんなふうに、相手との違いを楽しめる方なのかもしれません。
でも、ご本人はそこまで意識していませんでした。
「趣味はテーマパークです」という言葉だけで終わっていたら、こうした一面には気づかなかったかもしれませんね。
好きなものそのものだけでなく、なぜ好きなのか、どんなところが楽しいのかを考えてみる。
そこにも、自分の価値観を知るヒントがあります。
婚活は、相手を探すだけでなく、自分を知る時間でもある
婚活というと、理想の相手を探すことが中心だと思われがちです。
でも、実際には、自分自身について知ることも大切です。
自分は何が苦手なのか。
何を大事にしているのか。
どんなときに安心できるのか。
どんな相手と一緒にいると、心地よく過ごせそうなのか。
こうしたことが少しずつ分かってくると、相手を選ぶときの基準ができてきます。
また、自分の希望が言葉になれば、相手にも伝えやすくなります。
「どんな人がタイプですか?」と聞かれて、すぐに答えられなくても、恥ずかしがる必要はありません。
まだ考えたことがなかっただけかもしれないし、考えていても、言葉にする機会がなかっただけかもしれません。
自分の気持ちを言葉にする方法は、ちゃんとあります。
まとめ|答えは、あなたの中にあるかもしれません
もし今、「どんな人がいいか分からない」と悩んでいるなら、まずは苦手なタイプから書き出してみてください。
そのあとで、ひとつずつ裏返して考えてみる。
「何が嫌なんだろう?」
「どうして嫌だと感じるんだろう?」
「反対に、どんな人なら安心できそうだろう?」
そんなふうに考えていくと、自分が大切にしていることが少しずつ見えてくるはずです。
好きなタイプが分からないからといって、理想がないわけではありません。
まだ言葉になっていないだけで、あなたの中には、すでに答えのヒントがあるかもしれませんよ🫶
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結婚相談所Koimi代表 あめみや