自分の良いところが分からないあなたへ。長所を探さなくても大丈夫
こんにちは!
結婚相談所Koimiのあめみやです。
「自分の良いところが分からない」
「長所を書き出してみましょうと言われても、何も思いつかない……」
婚活をしていると、プロフィール作成などで自分の長所を考える機会がありますよね。
でも、自分の良いところを見つけるのって、意外と難しいものです。
「優しいところかな? でも、誰にでもできることだし……」
「褒めてもらったことはあるけど、お世辞かもしれない」
そんなふうに考えてしまう方もいるのではないでしょうか。
もし自分の良いところが分からなくて悩んでいるなら、ひとつ提案があります。
いったん、長所を探すのをやめてみませんか?
長所を探そうとすると、見つからなくなることもある
「自分の長所を書き出してみましょう」
「自分を好きになりましょう」
こうしたアドバイスを聞いたことがある方も多いと思います。
もちろん、自分の良いところを知るのは素敵なことです。
ただ、そもそも自分に自信がないときに長所を探そうとしても、なかなか見つからないことがあります。
何か思いついても、
「こんなの、誰にでもできる」
「大したことじゃない」
「人から褒められたけど、きっとお世辞だよね」
と、自分で打ち消してしまう。
それも無理はありません。
長所というのは、ある意味で評価です。
「行動力がある」「優しい」「真面目」といった言葉は、誰かと比べたり、自分の中の基準に照らし合わせたりして判断するものでもあります。
だからこそ、長所を探すことにこだわると、自分で自分を評価して、否定することの繰り返しになってしまう場合があるんです。
では、どうしたら自分らしさに気づけるのでしょうか?
私がカウンセリングで見ているのは「長所」ではありません
私がカウンセリングでお話を聞くとき、意識していることがあります。
それは、相手の長所を探そうとするのではなく、自分が「えっ、そうなんですか?」と興味を持ったことに注目することです。
これまで、こんな方たちがいらっしゃいました。
① 県外まで海鮮を食べに行く男性
ある男性は、ドライブが趣味でした。
お話を聞いていると、県外まで海鮮を食べに行くことがあるそうです。
しかも、行き先を決めるのは当日の朝。
さらに、翌日にはひとりで野球観戦に出かけたというお話もありました。
私は思わず「えっ、そんなに気軽に出かけるんですか?」と驚きました。
でも、ご本人にとっては普通のこと。
特別なことをしているつもりはありません。
ただ、お話を聞いている私からすると、行きたいと思ったら実際に行動に移せる方なんだな、と感じます。
本人が「自分は行動力があります」と思っていなくても、日常のお話から伝わってくるものがあるんです。
② テーマパークが好きな女性
別の女性は、テーマパークが好きな方でした。
お話を聞いてみると、「友達が計画してくれるので、私はついていくだけなんです」とおっしゃいます。
それだけ聞くと、受け身な方なのかな?と思うかもしれません。
でも、さらに「テーマパークの何が楽しいんですか?」と尋ねてみると、こんなお話が出てきました。
一緒に行く人によって、楽しみ方が違うこと。
同じ場所に行っても、人それぞれ見ているものや楽しんでいることが違う。その違いを見るのが好きなのだそうです。
なるほど、と思いました。
この方にとっては、テーマパークそのものだけでなく、人それぞれの違いを面白いと感じられることも、楽しみのひとつだったんですね。
でも、ご本人はそれを自分の特徴だとは思っていませんでした。
自分にとって当たり前の感じ方は、なかなか自分では気づけないものです。
③ 焼きそばだけは自分で作る男性
もうひとり、印象に残っている男性がいます。
ひとり暮らしで、普段の食事はお惣菜や冷凍食品を買うことが多いそうです。
でも、焼きそばだけは自分で作るのだとか。
ただ、使っているフライパンが小さいので、麺が毎回こぼれてしまうそうです(笑)。
仕事帰りに材料を買って、家に帰って焼きそばを作る。お酒を飲みながらYouTubeを見ることもある。
そんな日常のお話でした。
これも、いわゆる「長所」ではないですよね。
料理が得意というわけでもありませんし、特別に立派なエピソードというわけでもありません。
でも、私はそのお話を聞いて、その方がどんな暮らしをしているのか、少し想像できたんです。
仕事帰りに材料を買う姿や、小さなフライパンで焼きそばを作っている様子。お酒を飲みながら動画を見て過ごす時間。
その人の生活が、ふっと目の前に浮かんできました。
こういう何気ないお話にも、その人らしさが表れるんですよね。
「えっ?」と思ったところに、その人らしさがある
3人のお話に共通しているのは、私が思わず「えっ?」と感じたことです。
「当日の朝に決めて、県外まで行くんですか?」
「人の楽しみ方の違いが面白いんですか?」
「焼きそばを作るんですか? しかも、麺がこぼれちゃうんですか?(笑)」
もちろん、驚くような話でなければいけないわけではありません。
大切なのは、自分にとっては当たり前でも、誰かにとっては興味深いことがあるということです。
婚活では、プロフィールや初対面の会話で「優しい人」「真面目な人」「誠実な人」といった言葉をよく耳にします。
もちろん、どれも素敵なことです。
ただ、それだけでは、その人がどんな人なのか、具体的にはなかなか伝わりません。
どんなときに楽しいと感じるのか。
休日はどんなふうに過ごしているのか。
普段、何を考えたり、どんなことを面白いと思ったりするのか。
そうした日常のお話を聞くと、少しずつその人の姿が見えてきます。
「この人、なんだか好きだな」
そんな気持ちも、相手のすごいところを見つけたときだけに生まれるわけではありません。
何気ない会話から、その人の暮らしや考え方が見えてきて、なんとなく惹かれることだってあるんです。
すべての人に好かれなくてもいい
ここで、ひとつ大切なお話があります。
日常のお話をしたからといって、誰もが好意的に受け取ってくれるわけではありません。
例えば、先ほどの焼きそばのお話。
「なんだかかわいいな」と思う人もいれば、「手伝ってあげたい」と思う人もいるかもしれません。
一方で、「麺がこぼれないように、別のフライパンを買えばいいのに」と思う人もいるでしょうし、「ちょっと雑な人なのかな」と感じる人もいるかもしれません。
同じエピソードでも、受け取り方は人それぞれです。
だからといって、誰からも悪く思われないように、当たり障りのない話だけをする必要はありません。
婚活では、相手に好印象を持ってもらいたいと思いますよね。
でも、目指したいのは、すべての人に好かれることではありません。
自分のことを知ってもらい、そのうえで「この人、なんだかいいな」と思ってくれる人と出会うことです。
もちろん、相手への気遣いやマナーは大切です。
自分らしさを伝えることと、相手を不快にさせることは別の話ですからね。
そのうえで、誰からも嫌われないことよりも、お互いに「この人が好きだな」と思える相手を見つけることを大切にしてほしいと思います。
事実だけでは、あなたの人柄が伝わらないこともある
もうひとつ、気をつけたいことがあります。
それは、事実だけを伝えても、相手に自分の人柄が正しく伝わるとは限らないということです。
先ほどの、県外までドライブに出かける男性のお話を思い出してください。
その方は、お見合いではあまり話さないため、「おとなしい人」という印象を持たれることが多かったそうです。
でも、実際には、行きたい場所があれば県外まで出かけることもある方でした。
お見合いであまり話さなかったという事実だけを見ると、控えめで行動範囲も狭い方なのかな、と受け取られるかもしれません。
でも、普段の過ごし方を聞くと、また違った一面が見えてきます。
これは、どちらかが嘘をついているわけではありません。
ただ、伝わっている情報が少ないんです。
「お見合いであまり話さなかった」という事実だけで、その人のすべてが分かるわけではありませんよね。
だからこそ、日常のお話や、その行動をする理由、背景なども伝えてみてほしいんです。
何をしたかだけでなく、どうしてそうしたのか。何が楽しかったのか。
そうしたお話が加わることで、相手が受け取る印象も変わるかもしれません。
自分の日常を、誰かに話してみよう
とはいえ、自分の日常にどんな特徴があるのか、自分ひとりで気づくのは難しいものです。
自分にとって当たり前のことは、わざわざ話すほどのことではないと思ってしまいますからね。
そんなときは、誰かに日常のお話をしてみてください。
「今日、こんなことがあったんだ」
「仕事帰りに、こんなものを食べたよ」
「休日はこんなふうに過ごしていたよ」
特別な出来事でなくても大丈夫です。
「私の長所って何だと思う?」と尋ねると、相手も答えに困ってしまうことがあります。
すると、「優しいところじゃない?」「真面目なところかな」といった、無難な答えが返ってくるかもしれません。
それよりも、まずは自分の日常を話してみる。
そして、相手が「えっ、そうなの?」「それって面白いね!」と反応してくれたら、そこに注目してみてください。
自分にとっては普通のことでも、誰かにとっては面白かったり、意外だったりするのかもしれません。
そうした反応をきっかけに、自分では気づいていなかった一面が見えてくることがあります。
話せる相手がいないときは、AIを使ってみてもいい
「日常の話をできる相手がいない」
「自分の話を聞いてもらう機会がない」
そんな方は、AIを使ってみるのもひとつの方法です。
例えば、今日あったことを日記のように書いてみます。
「今日は仕事でこんなことがあった」
「帰りに買い物をして、家でこんなことをした」
「そのとき、こんなことを考えた」
そして、AIにこんなふうに尋ねてみてください。
「この日記から、私はどんな人に見えますか? 無理に褒めなくていいので、書かれている事実から分かることだけを教えてください」
ポイントは、無理に褒めなくていいと伝えることです。
AIは、こちらを励まそうとして、必要以上に良いところを見つけようとすることがあります。
でも、今回知りたいのは、褒め言葉ではなく、自分では気づいていない一面ですよね。
日常の記録を振り返ることで、自分がどんなことを大切にしているのか、どんな行動をしているのか、何に興味を持ちやすいのかなど、新しい発見につながるかもしれません。
もちろん、AIの答えが自分のすべてを表しているわけではありません。
ひとつの視点として参考にしながら、自分自身を知るきっかけにしてみてくださいね。
まとめ|あなたの日常には、あなたらしさがある
自分の良いところが分からない。
そう感じるとき、「自分には長所がないのかもしれない」と思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、長所が見つからないからといって、あなたに良いところがないわけではありません。
もしかすると、探す場所が少し違うだけなのかもしれません。
長所は、誰かの評価や、自分自身の評価によって見つけようとするものです。
一方で、あなたの日常は、すでにそこにあります。
普段どんなふうに過ごしているのか。
何を面白いと感じるのか。
どんなことを考え、どんな行動をしているのか。
その中に、あなたらしさが隠れています。
婚活で大切なのは、誰もが憧れるような立派な人になることではありません。
自分がどんな人なのかを、少しずつ相手に知ってもらうこと。
そして、そんな自分を「いいな」と思ってくれる人と出会うことです。
自分の良いところが分からなくなったら、無理に長所を探さなくても大丈夫。
まずは、今日あったことを誰かに話してみませんか?
あなたにとっては何気ない日常が、誰かにとっては、あなたを知る大切なきっかけになるかもしれません🌸
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結婚相談所Koimi代表 あめみや